されない仕組み

細かすぎて伝わりにくい国税会場の叫び３～寄付金控除編～

年末調整されている一般的なサラリーマンや公務員でもピンとくる控除、次のお題は寄付金控除！
昨今にぎわせている、ふるさと納税もこの寄付金控除枠です。
といいますか、確定申告しないと反映されない仕組み、といえばいいのでしょうか。この一手間があるからいろいろプレゼントやサービスがあるようなものだと、ここは割り切ってほしいところです。
では、寄付金控除の対象となる寄付とは何なのか。
現場視点から言えば、いっぱいある（国税庁ホームページでいうところでは……このページに飛べば、答えがわかります。なぜ、このブログでコピペペーストで載せなかったのか。字数的に、飽きられる！）ので、各自でホームページかパンフレットを参照し、領収書をよく読んで、選択してください……なんですよね～。
そんな無責任な、という意見があると思います。
しかし、このシリーズの視点はパソコン入力補助アルバイト。
そもそも、確定申告は自己申告。
利用者様が理解していないと、納得なんてそもそも出来るわけがない、ということです。
ちなみに、選択してください、というのはプログラムの関係上。寄付金の種類によって計算式がちょっと違う……ということもありますが、ふるさと納税みたいな、県税に関する寄付金控除があるからです。
国税のほうではあまり引かれない……ので、数字的にピンとこないのですが、県税（住民税）で引かれているタイプがあるので、その辺は国税庁的にはノータッチなので、市役所なのでこれから発行され郵送されるはがきで確認よろしくお願いします！ となるものもあるわけです。

……ところで、ふるさと納税を散々ネタにしていますが、２０１５年から……
変更点１：特例控除額の上限が個人住民税所得割額の約１割から約２割に拡充
※控除限度額が単純に2倍になるという事ではありません。
変更点２：【ワンストップ特例制度】もともと確定申告不要な給与所得者等の場合、寄附先が5団体までであれば確定申告不要に。
※ただし、確定申告に代わる申請書を寄附先自治体へそれぞれ郵送する必要があります
と、なっているので、もともと確定申告をする必要のない、年末調整されている給与所得者には関係なくなる可能性が高いんですけどね～。
詳しい情報は、ふるさと納税サイトふるさっとチョイスへ。

医療費控除のために確定申告が必要な場合は確定申告で寄付金控除を申請してくださいともあるので、前回の医療費控除をうける方は一緒にふるさと納税（寄付金）の控除の申告せねばならないので。
あくまでもふるさと納税のみ、ならば確定申告は不要。他の控除があればいつもどおり入力してね♪ なのです。
結局は確定申告は自分の状況にあわせて、書類を用意して、記述・入力をしなければならないわけです。
確定申告は自己申告という言葉を胸に、くじけず、ぐれずに。
わからないところは、まずは自分で調べて、それでも不明な場合は電話相談か会場へ。
事前コーナーにいる職員（青ジャンバー）が丁寧に説明してくれる、はずです。
……アルバイト視点なんて他人任せですわ。そういう契約で仕事しているので、知っていても、免許所持者でも現場では教えられないのです。だから……パソコンコーナーのアルバイトが何も答えないからって怒鳴らないでください。
ご理解とご協力のもとお願いしま～す。